TA(transactional analysis)という心理学の理論に基づいて、知らなかった本当の自分に出会う「交流分析・エゴグラム」を通信講座で学ぼう!
本講座で扱う心理学の理論「TA」は、日本語で交流分析と訳され、精神分析の創始者として有名なフロイトの流れをくむアメリカの精神科医エリック・バーンによって開発された心理学の基本理論で、カウンセラーによるカウンセリング、精神分析に多く役立てられています。
「自分はいったいどんな人間なんだろう・・・」と普段から常々考えている方は少ないのではないでしょうか。
「自分が一番自分のことをよく知っている!」確かにそうです。
しかし、人間関係のトラブル、うまくいかない仕事、原因が分からない不安感や不満、ストレス・・・これらに襲われた時、その原因や解決の糸口を見つけることが、果たしてできているでしょうか。
いま、あなたが置かれている世界や環境は、あなた自身の思考や感情で作られています。
感情は思考よりも早く来る。
感情⇒思考⇒言葉⇒行動⇒結果(実際に起こること)
今、あなたに実際に起こっている結果、それが良いも悪いも、あなたの感情や思考が言葉になり、行動になり、結果に結びついているのです。
だからこそ、自分がどんな感情を持ち、どんなことに刺激を受けやすく、どんなことに反応しやすいのか、自己分析方法を知り、自己理解を深めることが大切です。
「自分を知る」ことができれば、良い結果を生むためのコントロールができるようになります。
逆に悪い結果を生んでしまった原因の一部が見えるようになります。
つまり自己分析方法を知り、自分の感情や思考を変えれば、その後に開く世界も少しずつ変わってくるといえます。
様々なリーダーシップやコミュニケーションスキル、コーチングやマネジメントは自己理解のうえに成り立っています。
就転職など人生の転機を迎えている人たちは、ぜひ「交流分析・エゴグラム」で
自己認知を深かめてください。自己認知を深めることによって、自分自身との自己会話も深まり、ひいては、他者からのフィードバックも受けやすくなり、その延長で新しい人間関係が広がっていきます。「家族関係」「職場関係」「就職・転職活動」などに言葉では言えないぐらいの大きな影響が出てきます。
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交流分析・エゴグラムによる自己分析方法で、企業研修、人事研修、新卒・中途採用などあらゆる場面で使用されているTA PAC SYSTEMを用いて、パーソナル診断テストの結果を出力!自分ではできない客観的な「自己分析」ができます。 -
TA理論(自我状態グラフとOK図表)に基づいた自己分析方法を用いて出力された「パーソナル診断結果」を論理的に解説してもらえます。
DVD講義では、自分自身で気が付いていない自分に出会えるだけでなく、その自分を変化させたい方向があれば、どのようにすればよいのか?という解説もついています。タイプ別に解説しているので、必ずあなた自身のタイプのことも解説してもらえます。 -
企業・病院・官公庁など多数の研修実績がある刀根先生が通信講座を監修。
感情(パーソナリティ)は、年齢や環境などで変化していくものですが、経験豊富な先生の解説では、イキイキと生きるための、なりたい自分になるための秘訣を披露しています。
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パーソナル診断テストの実施しましょう
「パーソナリティ診断テスト」の質問に対して、できるだけ考えたりせず、マークシートを塗りつぶしてください。記入後、専用の封筒に入れてマークシートを送付してください。結果が返ってくるまでお待ちください。
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講義DVDと学習資料で結果を考察しよう
テストの結果が返ってきたら、講義DVDを視聴すると共に、自分のエゴグラムとOK図表をチェックしましょう。受講ガイド中の学習資料も参考にしましょう。
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解答解説集を有効に活用しましょう
自分のパーソナリティに対する理解が深まったところで、解答解説集を確認。これから目指す方向に向けて、良いところを伸ばし、良くないところを改善していくツールとしてご利用ください。
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交流分析・エゴグラム、TA(transactional analysis)の総まとめとして参考図書に目を通しましょう
「ストロークライフのすすめ」は参考図書となります。ステップ3まで終えたら、学んできたことのまとめとして、またより良い人間関係を築くための辞書としてご活用ください。
講師: 刀根 健 氏
[PROFILE]
企業カウンセラー、(株)ヒューマンスキル開発センターの主任講師、兼コンサルタント
TA理論を中心にコーチングスキルやリーダーシップ、マネジメント、メンタルヘルスの研修や人事制度の改革等のコンサルティングを得意とする。
自分のパーソナリティを理解することは、「正しい選択」と「納得できる選択」を導きます。
人はみな誰でも「こうありたい」という思いがありますが、「こうありたい」という自分の理想に近づくためには、まず「自分を知る」という基盤があってこそ成り立つものです。
なぜなら、自分の考えや思い、つまりあなたが今もっているパーソナリティがあなたの環境と世界を作っているからです。
人間関係を円滑にしたい、コミュニケーションスキルを高めたい、会社から必要となる人材になりたい、自分を高く評価してもらいたい・・・
その理想に近づくためにぜひこの講義で学んだことを参考にし、持っているパーソナリティを高め、悪い点は改善し、それぞれが、新たな世界を気づいていってください。
【交流分析・エゴグラムに関する専門用語解説】
・交流分析
交流分析(こうりゅうぶんせき、Transactional Analysis,TA)とは、1950年代後半に、精神科医エリック・バーン(Eric Berne)によって提唱された一つの心理学理論であり、人格と個人の成長と変化における体系的な心理療法の理論のことをいいます。
・CP(批判的親)
5種類に分けられる自我状態のうちの1つ。厳しい心。自分の価値観を正しいものと信じて譲らず、責任を持って行動し、他人に批判的である。この部分が低いと、ルーズな性格になります。
・NP(養育的親)
5種類に分けられる自我状態のうちの1つ。優しい心。他人を思いやって行動し、保護的で親切である。この部分が低いと、冷淡な性格になります。
・自我状態グラフ
5種類に分けられる、その人の自我状態を折れ線グラフに纏めたもののことをいいます。「エゴグラム」とは、自我状態を自我状態グラフを用いて分析する方法のことを指しています。
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