保育士の受験資格について

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保育士の受験資格について

幼少期の子どもに関わる保育士は、女性の憧れの職業の一つであり、保育士になりたいと考える方も多いと思います。保育士として働くには、資格が必要です。保育士の資格は、専門養成施設である保育士課程のある4年生大学や短大、専門学校、その他の保育士養成施設を卒業する、もしくは保育士試験に合格することで取得することが可能です。

試験を利用することで、保育士課程のある学校に通わずに資格を取得できるので、近年では受験者も増えてきています。ただし、保育士試験の受験には受験資格があります。『せっかく試験に向けて勉強したにも関わらず、保育士試験の申込みをしてみたら受験資格がなかった。』ということになるとせっかくの勉強が無駄になってしまいます。保育士試験に挑戦する際には、忘れずに受験資格があるのかを確認することが大切です。
受験資格の有無については、保育士試験に関する全ての事務を実施している全国保育士養成協議会のホームページで確認することが可能です。

地域限定保育士試験について

地域限定保育士試験は、国家戦略特区の区域を含む都道府県が行う保育士試験です。通常の保育士試験とは別に年内に実施されます。地域限定の試験のため、その地域の住人でなければ受験できないのではないかと誤解する方も多くいますが、そのような制限はありません。通常の保育士試験の受験資格を保有するものであれば、全国どこに住んでいてもその地域に行って、受験することが可能です。

ただし、地域限定保育士試験で取得できる資格は、3年間は特区区域内のみで通用する資格となります。3年目以降は全国の保育所で有効な資格に変わりますが、特区での就職を考えていない方は注意が必要です。

試験には、学科の他に実技の試験もあり簡単な試験ではありませんが、保育士試験を利用することで保育士養成施設を卒業していなくても夢への一歩を踏み出すことが可能です。

かわいい時期の子どもの成長に深く関わる保育士の仕事はやりがいも大きく、いくつになっても活躍できる職業です。受験資格を確認したら、いよいよ試験合格に向けて勉強を開始しましょう。