保育士を目指している方で資格取得にあたり保育士試験に挑まれる方も多いと思います。
保育士試験は、学科試験と実技試験に分かれており、学科試験と実技試験の間は2ヶ月程度の期間があります。保育士試験の学科試験は社会福祉、子ども家庭福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育原理、教育原理及び社会的養護、保育実習理論の8科目と範囲は広く、学科試験の後に実技試験の準備を始める方も多いようです。実技試験の勉強を効果的に進めるために活用したいのが速報です。保育士試験の速報を利用することで、その後の試験について早急な対応を取ることが可能です。速報の見方と、その後の試験の効果的な勉強方法についてお話ししていきます。
学科試験が終わると、様々なスクールや専門学校から解答速報が発表されます。インターネットの普及によって、ウェブサイト上で解答速報を発表する学校も多くあるので、手軽に速報を閲覧することが可能です。早いところでは、試験の当日に解答速報を発表しているところもあります。各スクールから発表される速報と照らし合わせて自己採点を行うことで、試験後すぐに、だいたいの試験結果を予測することが可能です。保育士試験の筆記試験は、5つの選択肢から選ぶマークシート形式です。
保育士試験は、科目合格という制度があります。科目合格とは、学科試験で合格した科目は、申請によりその年から3年間有効となるものです。保育士試験では3年間の間にすべての学科科目を合格し、実技試験を通過することで保育士資格を取得することが可能です。なお、科目合格は、地域限定保育士試験でも有効です。地域限定保育士試験も受験する場合は、通常の保育士試験と同じ年度内に再度地域限定保育士試験に挑戦することになります。
期間は限られているので、速報後できるだけ早く対策を行うことが大切です。速報をみて合格していない科目があった場合、不合格の科目についてできるだけ早く勉強を始めるようにしましょう。
また、保育士試験の科目合格の制度を活用するために、講座を選ぶ上でサポート期間を確認することが大切です。たのまなでは、受講開始から最大3回目の試験までサポート期間延長が可能です。サポート学習期間の12ヶ月+6ヶ月の無料延長を含め、サポート期間は最大18ヶ月となります。初回試験の科目合格の有効期間中、保育士試験合格までサポートを受けることが可能です。サポート期間中は、添削指導や講師への質問ができ、学習をしっかりとバックアップします。
速報後の自己採点で学科試験に通過しているようなら、いよいよ2次試験に向けた準備を開始しましょう。保育士試験の実技試験の勉強は、速報後の約2ヶ月が勝負です。約2ヶ月間の中でできるだけ早く準備を開始することが大切です。通信講座のたのまなの教材には実技対策のDVDが付属されています。速報後は実技対策のDVDを見ながら対策を進めていきましょう。また、希望者には実技対策サポートを行っています。
実技の試験では、緊張して練習した通りの成果を出せないことや課題をこなすことに精一杯になるあまり、試験の判断基準である子ども目線での実技を実行できない場合があります。自宅での学習に加え、現場経験の豊富なスタッフに子どもの目線を意識したチェックを行ってもらうことは大きな力となることでしょう。
解答速報は、公式発表前のものなので必ずしも正確ではない場合もありますが、ほかの受験者に比べ一歩でも前に踏み出すためには、速報などを有効活用していくことも大切です。保育士試験の学科試験は科目数も多く、筆記試験を受けた後は少し試験の疲れも残っていますが、解答速報を見て自己採点で現状を把握し、再試験に備えていくこと、実技試験の練習をしていくことが大切です。