「魅せる商品写真撮影講座」は通信講座の枠を超えて、開業したい方、商品写真で困っているネットショップオーナーのもとへリアルセミナーサポートを開催していきます。
10年前はキレイな商品写真を撮れば、飛ぶように売れていましたが、いまはスマホが出来てみんなが写真を撮るようになり、SNS等で気軽に写真でコミュニケーションが取れるようなってきました。
そんな今では「プロっぽい写真を撮れば売れる」ではなくなってきています。あんまりキレイ過ぎても嘘くさく写るのです。
「じゃ、どうするのか?」というと
最低限キレイに撮ることはもちろん大事ですが、商品の良さを分かっている売り手がそれをちゃんとアピールできるようになること。
簡単にいうと「作り手がこの写真だったら買いたくなるっていうことが大事なんです」と久門先生。
カメラの技術以上に考えるべきことは「背景」です。
同じバンスクリップでも、下地で印象がかなり変わるのが分かると思います。
折れジワがあるだけで、ダサク見えます。ジーンズになるとそれだけでカジュアルになります。黒のブラウスでは、シックなイメージになります。
ちなみに高級に見せたい場合はとにかく黒を使います。(お寿司の桶が黒が多いのは高級っぽく見せるため!)
どういうシーンで使えるのかは背景で決まります。
買うお客様も変わってきますので、どういう人に使って欲しいかを考えます。また、自分自身のショップ・作品のイメージにあうものを考えます。
あまり難しく考えないで、身のまわりにあるものを背景に使えばよいです。
近寄って撮った左の写真では
・背景が写ってしまっている・・・
・形がすぼまっているように見えてしまっている・・・
望遠にして遠くから撮る!が基本です。ズームにすることで遠くの商品を大きく写せます。
そうすることで、
・形が並行に写ります!
・背景に余分なものが写りません!
これは人物写真でも同じで、遠くからズームにして写すことで、頭は小さく、足は長く、つまりプロポーションよく写ります。
見た目の印象よりも暗い感じに写る原因は、暗い場所で撮影しているせいではありません。
背景や被写体が白いためです。光を足して明るくしても、写真の明るさは変わりません。
±のアイコンで表示されている「露出補正」機能をつかうことで、写真の明るさを自由に変更できます。(+の数字を大きくすると写真は明るくなります。)
電球の色が黄色なので、電球やハロゲン球の光で撮影すると写真が黄色っぽくなります。
その他、蛍光灯や曇天などいくつかありますが、イメージ通りの色が出ないときは、ホワイトバランスの設定を解除(通常オートに設定されています)して、いろんな設定を試すことで、イメージに合う写真の色に出合えます。
撮れます。デジカメよりスマホカメラは優秀で、スマホカメラは後処理を自動的にしてくれます(フォトショップみたいなもの)。なので、使わない手はありません。ただ、薄暗い場所で撮るとザラザラ写ります。
残念ながら、キラキラはカメラでは再現できません。肉眼では両目で見ているので、キラキラは倍に見えていますが、カメラのレンズ1つなので、それだけでキラキラは半減しています。あと、キラキラは動きなのです。止まるとキラキラはほとんどなくなります。なので、光の当て方を工夫したりして、キラキラしているように見せることになります。その他、一番簡単な方法はキラキラのスタンプを加えることですが、少し安っぽく見えてしまうので、高級な商品には控えたほうがよいです。
クリスタルとホワイトオパールの違いは色ではないく、透明かどうかということです。
光のあて方に気をつけて、部分の写真を別に掲載することです。
見せたい部分を拡大することで、お客様に何を伝えたいかというポイントが絞れます。そうした方がお客様には伝わります。
デコなど、ジュエリー系は商品写真の中でも非常にレベルが高いと言われています。
なぜかというと、キラキラ、反射、影、小さなものはピントがなかなか合わないなど、撮影のテクニックでも様々な応用技が求められます。
本格的に売れる商品撮影テクニックに興味がある方は、講座のホームページをチェックしてみてください。