DPC請求対象病院で活かせるDPC請求の知識を身につける
医療の質の向上を図りながらも増え続ける医療費を抑制するために、従来の診療行為ごとに計算する「出来高払い」という方式から、入院時の病名と症状、それらに対する治療を厚生労働省が定める1日あたりの金額で計算するDPC請求制度「診断群分類による包括診療報酬制度」が2004年4月より始まっています。当初全国82の特定機能病院からスタートした請求制度ですが、2016年4月には民間病院を含む1,667病院(見込み)が対象医療機関として請求を行っています。
今後、DPC(診断群分類)請求制度対象医療機関の増加が予想され、請求業務のスキルを持つ人材ニーズが高まっています。DPC請求事務の通信講座では、制度の正しい理解と現場で即戦力となる請求業務を通信形式で学習します。
DPC対象医療機関や今後DPC導入予定の準備病院等で医事課スタッフとしてスキルを活用できます。(DPC対象病院は、2016年、全一般病院の55%を占める見込みです。)
本講座は、既に医療機関で働く方からこれから医療機関での就職を目指す方まで、どなたでもDPC請求事務の基礎を学ぶことのできる講座になっています。
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実務に即した学習用DPC請求事務ソフトと演習用の診療録(カルテ)で、スムーズに現場と同等のレセプト(診療報酬)入力を学習できます。包括払いと出来高払いを比較しながら学習できます。 -
教育用ソフト(CD-ROM)によって、実際の医療機関で使用されているDPC請求業務による診療録(カルテ)のレセプト入力が行えるレセプトコンピュータを自宅に再現。DPC(診断群分類)、DPCコード(診断群分類番号)、医療費などのDPCの基礎学習後、より実務的な学習ができます。DPC請求業務のスキルを短期間で確実にマスターできます。 -
講座修了時に行う、修了認定試験に合格された方には「修了証書」が授与されます。これは、医療機関が求める注目のスキルを持つ証であり、就転職への強い武器となり、キャリアアップの味方になります。
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DPC請求事務の基礎知識を理解しましょう
メインテキスト「DPCの理解と演習」を使用して、DCP(診断群分類)、DPCコード(診断群分類番号)など、DPC請求制度の基礎知識を学習し、さらにレセプトの手書き演習を行って理解を深めましょう。
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演習問題を通してDPC請求事務の知識を定着させましょう
メインテキスト「DPCの理解と演習」と「DPC請求事務ソフト(CD‐ROM)」で診療録(カルテ)のレセプト入力など具体的な請求方法を学習し、演習問題を繰り返すことにより知識の定着を図ります。
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実力診断テストにチャレンジしましょう
全4回の実力診断テストで、DPC請求制度や実際に行う請求業務に関する理解度をチェックしましょう。
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総まとめとして修了認定試験に臨みましょう
全4回の実力診断テストで理解度チェックを行い自己の弱点をで克服したら、修了認定試験を行いましょう。
- 通信教育でも就職できるか心配です。
- 受講中も修了後も、ヒューマンアカデミーの受講生・修了生の就業を支援するためにヒューマン・グループの総合人材サービス会社「ヒューマンリソシア」が就業サポートを徹底。医療・業界との強いパイプとノウハウを活かし、みなさまのご活躍を全力サポートしています。
- DPC請求事務の通信講座でとった資格は履歴書に書けますか?
- 資格欄ではありませが、経歴欄に明記できます。
修了技能認定試験に合格すると、ヒューマンアカデミーより修了証書を授与いたします。 - CD-ROMの内容は、どのようなものですか。
- 診療録(カルテ)のレセプト入力など、医療現場のレセプトコンピュータを再現するCD-ROM(ソフトウェア)です。
通信で使用しているCD-ROMは、実際の医療現場で使用している医事コンピュータと同様の模擬システムになっており、診療録(カルテ)のレセプト入力等の実践演習を繰り返し、実際のDPC請求業務を実感しながら学べるようになっています。 - はじめてDPC請求事務ソフトに触りますが大丈夫ですか?
- パソコンの基本操作ができれば心配ありません。
操作は、診療録(カルテ)のレセプト入力といっても、端末で文字や数字を入力したり、マウス操作をするだけですのでパソコンが初心者の方でも安心して学習ができます。 - DPCに関連する機関はどのようなものがありますか。
- DPC評価分科会、DPCマネジメント研究会等があります。
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