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氾濫する面接マニュアル

書店に行けば、何種類もの「必勝！面接対策」とか「失敗しない！面接対策」、あるいは「転職女性のための面接対策」といったタイトルの就転職に関するマニュアル本であふれかえっています。 また、ネット検索でも面接対策に関するワードと宣伝文句（マニュアル）があふれかえっています。

本来、雇用側と採用側でそれぞれ納得して1つの組織の中に入るのが就職であり、その納得を双方で確認する場が就職面接のはずですが、就職そのものが目的化してしまい、本音を隠してマニュアル通りに自己ＰＲに走ったり、志望動機を語ったりして失敗している様子が数多く見受けられます。 新卒の場合など学生の書いたエントリーシートを添削するビジネスも出てきています。

面接マニュアルの功罪

就転職の面接対策のマニュアルには、誤ったことは書かれていないはずです。 多くは「コミュニケーション能力」に関することだったり、「ビジネスマナー」に関することだったり、「評価される志望動機の書き方」だったり・・・ それぞれ１つ１つは、とても大切なことです。 それでも面接の本質を知らずして形式ばかり取り繕う人は失敗する場合が多いものです。

就職が決まらない人、転職が決まらない人の多くが、マニュアルを信奉して、マニュアル本から写し取った志望動機を作ったり、マニュアルに従って（普段の自分ではない）面接時だけ別の自分になったりして、失敗します。 何度も失敗するうちに「自分には誇れる実績がないからだ！」とか「どうしても緊張してしまうからダメなんだ」などと面接の合否にあまり関係のない事柄で自信を失ってしまう！といった悪循環におちいることもままあります。

採用のプロが語る就職面接の新常識

このＤＶＤ講座は、巷で信じられている就職活動の誤解を解くために開発されました。 人事採用の際、面接官は様々な視点から採用希望者をみていきますが、その中でもっとも見るポイントは『自己認知』が高いか？低いか？です。 もし、このことを知らないで志望動機を書いてる人がいるのなら、成功の階段を上っているとは言えないでしょう。